西村正徳
《O2 ひまわり》
@ 北加賀屋みんなのうえん 第1農園
【コミッションアートワーク】
2018
工業の街・北加賀屋の遊休地を農園として再活用し、農や食、アートにまつわる様々な活動を通して、人がつながり町を元気にしていくコミュニティ農園「北加賀屋みんなのうえん」(大阪)に、西村正徳の《O2 ひまわり》が2018年3月に設置されました。
【作品概要】
作家名: 西村正徳
作品名: O2 ひまわり
制作年: 2017-2018
素 材: 酸素ボンベ、鉄、ソーラーライト
設置場所: 北加賀屋みんなのうえん 第1農園(*第2農園にも一部設置あり)
協 力: アートコートギャラリー
《O2 ひまわり》について:
酸素ボンベのみで造形された《O2 ひまわり》は、植物がつくり出す酸素、それを蓄える工業用ボンベが再び植物の姿となって生まれ変わった、自然界と呼応しあう作品です。今回の設置のために、植物を育成するためのプランターパーツ、夜の農園を仄かに照らすソーラーライトが付けられています。
重厚な鉄が可愛らしい花となって咲き誇り、そんなアートのひまわりが人と街を明るく元気にしていきます。《O2 ひまわり》は、農園の新しいシンボルとして「北加賀屋みんなのうえん」に加わりました。
西村正徳 Masanori Nishimura
1967年愛知県生まれ。大阪芸術大学工芸学科卒。野外設置の金属彫刻や、メッシュシートの重なりによるモアレ現象を体感する作品、テントシートに開けた多数の穴から自然光を透過・反射させる作品など、環境と呼応した体験型の作品を多く手掛ける。
近年の主な展覧会:「六甲ミーツ・アート 芸術散歩」(六甲山、2018年/2015年)、「神戸開港150年記念 港都KOBE芸術祭」(ポートアイランド北公園/神戸空港、2017年)、個展「キラキラ メガメガ 日常組」(三田市総合文化センター、2017年)、「田中昇・西村正徳 風景のレゾナンス」(OAP彫刻の小径、大阪、2016-18年)など。
作家オフィシャルサイト:
http://m-nishimura.jp/
Masanori_Nishimura_Sculpture_Works/Home.html