デュウェル智紗《Line x Line》
@ 大阪国際空港
【コミッションアートワーク】
2018
デュウェル智紗《Line x Line》
@ 大阪国際空港
【コミッションアートワーク】
2018
2018年4月に増設リニューアルされた大阪国際空港(伊丹空港)のターミナルビル・滑走路側外壁・南北合わせて約230mに渡り、デュウェル智紗がデザインしたアートパネル《Line x Line》が設置されました。
【作品概要】
作家名:デュウェル智紗(デザイナー)
作品名:Line x Line(ライン・バイ・ライン)
制作年:2017-18年
素材:アルミパネルに塗装
設置場所:大阪国際空港 南北ターミナルビル 滑走路側外壁(設計:安井建築設計事務所)
コーディネート:アートコートギャラリー
《Line x Line》について:
2020年の完成を目指しリニューアル工事が続く大阪国際空港(伊丹空港)では、2018年4月にターミナルビルが先行オープンしました。到着口が中央に集約され、飛行機の離着陸を間近に見られる展望デッキ面積が1.5倍に増設されるなど、約50年ぶりの大規模な改修です。
そのリニューアルされたターミナルビルの外壁(滑走路側)に、デュウェル智紗がデザインしたアートパネル《Line x Line》が設置されました。空と森を色彩グラデーションで表し、日本の伝統図案の矢羽を思わせるスリットの連続を採用したデュウェルのデザインは、滑走路側からは世界的にも珍しいカラフルな空港施設を実現し、ターミナルビル内ではスリットから差し込む和モダンの光が空間をグラフィカルに演出します。
大胆に彩色された遮光性パネルと透過性パネルがリズミカルに配置された外壁は、デザイン性と同時に大幅な省エネ効果を生み、環境性能が向上しています。
尚、本デザインは2017年1月に開催された地元出身の若手芸術家・デザイナー3名による指名コンペティションによって選ばれました。