ARTCOURT Gallery

Exhibitions

OAP彫刻の小径2009
outside「汽水域」 inside「水面に映る影」

[outside] 2009.3 - 2010.2 [inside] 2009.6.2 – 6.20 会場:[outside] OAP彫刻の小径 [inside] アートコートギャラリー

大阪市北区のOAP彫刻の小径では、「汽水域」をテーマに現代彫刻界で活躍する8名の作家が集い、<彫刻と風景の調和>の関係を改めて問う野外彫刻展(outside)が2009年3月より始まりました。
そこから派生する屋内展(inside)では、「水面に映る影」と題し、さらなる実験的な試みとして「彫刻」というジャンルの成り立ちに関して考察することを主眼とする展覧会を開催します。
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今回の野外彫刻展〈汽水域〉の特徴は、既存の台座を前提とすることである。 他方、屋内展では形式的な縛りを極力外すことで、「彫刻」を規定する他の側面を考察する展示を行いたい。形式的に規定された野外展と拡散された屋内展を同時に見ることによって、出品者個々の制作論理の差異と、その総体としての「彫刻」が浮上するはずである。
(藤井匡ーinside「水面に映る影」によせて より)

出展作家

磯部 聡、伊藤憲太郎、伊東敏光、清水六兵衞、佐藤時啓、柴田純生、杉山吉宏、星野 暁、矢田秀人

ゲストキュレーター:藤井匡(インディペンデント・キュレーター、現代日本彫刻展アドバイザー)