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Exhibitions

【アートフェア】秋山陽/児玉靖枝|at Art Collaboration Kyoto 2024

2024.11. 1 [金] - 11. 3 [日]

亀裂を特徴とする独自の陶表現により、造形―空間―知覚の間に生じる関係への存在論的アプローチを追求してきた秋山陽と、写実と抽象の対比を超越した描画により、目に見える風景の向こう側へと眼差しを向ける児玉靖枝。数十年にわたり京都の地で制作を続け、国内外で高く評価される2作家の作品を紹介します。

秋山は学生時代に師事した八木一夫晩年の走泥社展にも参加。素材と自身の意図の間に醸成される「現象」としての土の振る舞いを、人為と自然、生成と崩壊といった要素を包摂する造形へと構築します。本フェアでは器構造を土台として、内/外の関係を密接かつ流動的なものとして考察する代表的シリーズ《Metavoid》と新作《Ame-tsuchi 1》を発表します。さらに児玉が2009年より手がける《深韻》シリーズより海の情景を描いた《わたつみ》(2011)と木々の陰翳を主題とする新作を展示。現実の描写対象の向こう、あるいはその裂け目に立ち現れる「不可知な存在」の気配を絵具の物質性とイメージの交感のうちに感知させる児玉の絵画と、表面の亀裂によって私たちの知覚をその奥に在る見えない内部へと誘う秋山の造形。存在の深奥を問う表現をご体感ください。


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【 Art Collaboration Kyoto 2024 】

アートコートギャラリー Booth KM02

会期:2024年11月1日 [金] - 11月3日 [日]
一般公開日時:1日 [金] 12:00 - 19:00
2日 [土] 12:00 - 19:00
3日 [日] 11:00 - 17:00
*最終入場は閉場の1時間前まで

会場:国立京都国際会館

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関連イベント

  • パブリックプログラム
    出展作家| 秋山陽
    出展作品|《Metavoid 22》、《Metavoid 23》
    会期|2024年11月1日 [金] - 11月3日 [日]
    会場|国立京都国際会館 P03

出展作家

秋山 陽児玉 靖枝

 

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