Exhibitions
ACG eyes :
映像とドローイング-narrative-
2008.11.18 [tue] – 12.26 [fri] 11:00~19:00(土曜日は〜17:00) ※日・月 休廊、12/18以降一部展示替えあり
“ACG eyes” 第一弾となる今回は、金澤麻由子、西山裕希子、牡丹靖佳など、鑑賞者との間に物語を生み出す可能性=物語性に富んだ繊細な世界観を表現する作家たちによる作品を〈映像とドローイング narrative 〉というテーマでご紹介します。
作品と向き合うとき、それを形づくるイメージや色、形態、音などの知覚的要素(五感によって知覚できる要素)は、私たちの内部にある様々な事象、たとえば夢の記憶や心の奥底にある名づけようのないイメージとつながり、そして私たちの意識と作品との間を行き来しながら、ある「流れ」を作り出します。それは作品の背景にある理論や概念にとどまらず、あるいはその隙間から溢れ出し、鑑賞者との親密な相互関係によって紡ぎ出される物語だと言えるでしょう。
映像とドローイングというふたつのメディアは、時間軸や即興性といった「流れ」の要素を多く含んでいますが、それに身を委ねることで私たちとの作品との間にはどのような物語が生まれるのでしょうか。